クラウドを「知ろう」「使おう」
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クラウドサービスを運用するとき企業の課題は何か

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目次

  1. クラウドサービスを運用するときの課題は?
  2. 1位 社内外からのアクセス監視/不正アクセスの防止
  3. 2位 運用コスト
  4. 3位 最適なワークロードの予測・分析
  5. 自社にとって重要な課題と、最適な解決策を考える

企業がクラウドサービスの運用を始めたとき、何の障害もなく進んでいくケースは稀です。多くの企業は必ず何らかの課題にぶつかることになるでしょう。そうした運用時の「よくある課題」を解決できる機能を備えているか否かは、クラウドサービスを選定する際の重要なポイントになります。

 

この記事では、PSソリューションズ株式会社がシステム開発・運用従事者を対象に行なった調査を元に、クラウドサービスの運用を行っている企業が共通して抱える課題とはどのようなものかご紹介しましょう。

 

 

クラウドサービスを運用するときの課題は?

PSソリューションズ株式会社は、2017年にSIer、および事業会社の情報システム部門の担当者2,300名以上にアンケート調査を実施しました。調査の目的は、利用者の目線から見たクラウドサービスの機能的価値や検討・導入時の課題を明らかにすることです。

 

調査の結果、特に多くの人々が以下の3点をクラウドサービス運用時の課題として認識していることがわかりました。

 

 

1位 社内外からのアクセス監視/不正アクセスの防止

クラウドサービスはネットワークを通じてアクセス可能なため、悪意ある第三者から不正アクセスを受けた場合、情報漏えいなどの問題が生じる可能性があります。特に顧客の個人情報など重要なデータが集積されるデータベースは、不正アクセスを行う者にとって格好のターゲットだといえるでしょう。

 

そのため、クラウドサービスには社内外からのアクセスを監視し、不審なアクセスから大切なデータを守る機能が求められているのです。不正アクセスによる被害を防止する方法としては、データの暗号化や監査、アクセス制限やログ解析、バックアップ機能の活用といった方法があります。オンプレミスとクラウドを併用したハイブリッドクラウドのシステムを運用する場合は、クラウドの機能を活用したセキュリティに加え、オンプレミス側でOSの機能やネットワーク機器、セキュリティソフトなどを活用して安全を確保する必要があるでしょう。

 

 

2位 運用コスト

社内システムをオンプレミスからクラウドへ移行すると、それまで社内で行ってきた物理サーバの管理をクラウドサービスベンダーへ任せられるようになります。また、新たなサーバを立ち上げる際も、いちいち社内のシステム部門に連絡する必要はありません。各事業部門が自主的かつ手軽に新サーバを立ち上げられるからです。

 

しかし、クラウドサービスの利用が容易になればなるほど運用コストの増加を招く恐れがあります。クラウドサービスの役割や活用の場が増えれば、それに伴って運用担当者の作業負荷や必要となるリソースのコストも増えていくからです。

 

運用コストを軽減するために、クラウドサービスには定型的な運用を自動化する機能や、外部サービスなどと連携して定型化が難しい運用・専門的な技能が必要とされる運用を効率的にこなす機能が求められています。

 

 

3位 最適なワークロードの予測・分析

処理しなければならないトランザクションやデータの量はシステムによって異なります。システムを効率よく運用するためには、ワークロード(処理能力の利用状況)を最適化することが必要です。そのためクラウドサービスには、リソースの利用状況を自動的に監視する機能や、将来の負荷を予測する機能など、ワークロード管理に役立つ機能が求められています。

 

ワークロードによっては、無理にクラウドへの移行を目指すよりもオンプレミスで実行した方が効率的な場合もあるでしょう。したがって、オンプレミスとクラウドを併用しているシステムの場合は、それぞれの特性に合わせてワークロードを実行するのに最適な環境を構築する必要があるわけです。

 

 

自社にとって重要な課題と、最適な解決策を考える

今回取り上げた「クラウドサービス運用時に直面する3つの課題」は、多くの企業が共通認識している課題です。企業によって重要度こそ異なるものの、クラウドサービスの運用を目指すにあたっては必ず直面することになる課題だと考えていいでしょう。

 

クラウドサービスが持つ機能のうち、どれが各課題の解決に役立つのか理解しておけば、サービスを比較・検討する際に有意義な検討を行うことができます。クラウドサービスの導入を検討している人は、自社にとって特に重要な課題はどんなもので、その課題の解決に適したクラウドサービスは何なのかをよく検討しましょう。