クラウドを「知ろう」「使おう」
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Oracle Cloud Infrastructure Classic を使ってみよう

TECHブログ Oracle Linux OCI-C PSソリューションズ Oracle Cloud Infrastructure Classic IaaS Oracle Cloud

目次

  1. 「Oracle Cloud Infrastructure Classic」とは
  2. 「Oracle Cloud Infrastructure Classic」でできること
  3. 「Oracle Cloud Infrastructure Classic」でサーバーを作成する

こんにちは、はじめまして。

PSソリューションズでOracle Cloud 関係のお仕事をしている AK です。

 

今回は、Oracle Cloud 上にサーバーを構築するサービスである「Oracle Cloud Infrastructure Classic」について説明し、実際にOracle Cloud 上にサーバーを1台構築してみます。

 

 

「Oracle Cloud Infrastructure Classic」とは

「Oracle Cloud Infrastructure Classic」はOracle Cloud のIaaS (Infrastructure as a Service) です。

 

サーバースペックやOSの種類、ネットワーク構成を指定することでクラウド上にサーバー (VM) が作成できるサービスとなります。

 

指定した構成でサーバー構築を行った後のインフラ管理はOracle Cloud に任せることができ、クラウド上に構築したサーバーの操作はOSレベルからユーザが自由に行うことができます。

 

また、複数のサーバーを作成し、それぞれをどのようにネットワークでつなぐか、どのサーバーを外部に公開するかなどのネットワーク関連の設定も、ユーザの設定次第で自在に行うことが可能です。

 

ちなみに、似た名前のサービスに「Oracle Cloud Infrastructure」がありますが、こちらは以前「Bare Metal Cloud」と呼ばれていたサービスが拡張されたもので、Classicと似たVMのサービスやクラウド上に物理サーバーを専有して利用できるサービスが含まれています。

 

 

「Oracle Cloud Infrastructure Classic」でできること

それでは、実際にOracle Cloud の画面を確認してみましょう。

 

 

Oracle Cloud にログインしCompute Classicのサービスコンソールを開いた後、[インスタンスの作成] ボタンをクリックすると、このような画面になります。

この画面から、OSにOracle LinuxやUbuntu、Windows Server 2012 R2が選択できること、CPUとメモリが指定できること、ストレージが指定できることが分かります。

 

これらのプリセット設定であれば、インスタンス名とログインのためのSSHキーを決めて[作成]ボタンをクリックするだけで環境構築が開始されます。

 

 

「Oracle Cloud Infrastructure Classic」でサーバーを作成する

今回は3つのプリセットから選ばずに、もう少し細かい設定を行います。

「すべてのイメージの表示」のリンクまたは、右上の[カスタマイズ]のボタンをクリックすると、次の画面になります。

 

 

「インスタンスの作成」という画面になりました。

ここから「イメージ – シェイプ – インスタンス – ネットワーク – ストレージ – 確認」の 6ステップで「インスタンス」、つまりサーバーが作れます。

 

最初の「イメージ」画面では構築するサーバーがどのようなものかを選択します。

この「イメージ」は「VM イメージ」を指しており、ORACLE提供の上図のようなOSイメージの他に、ユーザが作成しアップロードしたVMイメージも利用できます。

ここではORACLE提供のOracle Linux 7.2 UEKR4 (OL_7.2_UEKR4_x86_64) を選びました。

 

次に「シェイプ」の画面です。

 

 

「シェイプ」はCPUとメモリをセットにしたもので、リスト化されたメニューの中から使用したい組み合わせのものを選択します。

サーバーを構築した後もこのシェイプ単位でスケールアップ、スケールダウンすることが可能です。

 

今回は「汎用」のoc3 (OCPU 1 / メモリ 7.5GByte) を選びました。

「高 I/O」はストレージが SSD になるモデル。「高メモリー」はCPUに対するメモリが倍のモデルとなります。

 

 

3つ目の「インスタンス」の画面では、作成するサーバーのメタデータ設定が主となります。

この画面の「名前」や「ラベル」、「説明」は作成するサーバーそのものではなく、Oracle Cloud 上での表示やメタデータに利用されます。

 

 

 

SSHキーは、Linux系の場合はログイン時に必要になります。

 

 

次は「ネットワーク」画面となります。

「DNSホスト名接頭辞」はOracle Cloud 上のDNSサーバーに登録される名前です。Linux系の場合はホスト名もこの名前になります。

(Windows系はコンピューター名が必ずランダムな名前になるので、構築後に手動で変更します)

 

 

「ネットワーク・オプション」という欄がありますが、ここを説明し始めると長くなりますので、一旦「共有ネットワーク」をチェックし先に進みます。 (別の機会に詳細な記事を掲載する予定です)

 

長くなってきましたが、「ストレージ」です。

今回利用したOracle Linuxにはデフォルトで12GByteのストレージが設定されています。

 

 

最初のストレージを2000GByteまで拡張でき、必要に応じてストレージを10本まで追加できます。つまり、最大およそ20TByteのストレージを搭載することができます。

今回はそのままとしました。

 

最後に、「確認」で内容を見直した後、作成となります。

しばらくすると、以下のようにインスタンスが作成されました。ステータスの「実行中」はサーバーが正常に稼動していることを表しています。

 

 

長くなりましたので、今回はここまでとさせていただきます。

 

実際にログインするところもお見せしたいのですが、ネットワーク設定を省力しているため、実はこのサーバーはまだ外部からアクセスできない状態です。

ネットワーク設定に関しては、機会を改めて記事にします。